世話になってるご近所さんに
アマゴを木炭で塩焼きしてお届けした

試食してみると
いつも食べつけている焚き木で焼いたアマゴと比べて
スモーキーな香りがなくて、すこし物足りなさを感じた

たとえば山椒の葉をおなかに入れて焼くとか
香草塩をふるとかすれば
ワンランク上のアマゴ塩焼きになるかもしれない
これまで長い間利用してきたgoo blogが
11月でサービス提供を終了するというので、
「世話ないよ!」をこの先どうしようかと思案しました
いったん区切りをつけて、
よそ行き顔で新規にブログを立ち上げるか、
あるいは丸ごと引っ越しして、
現状のままで継続するか……
結局、決め手になったのは
「どこへいつ行ったか」を簡単に検索できることを
本人自身がとても重宝していることでした
そのために、現状のままで継続して、
投稿を今後も積み重ねてゆくことに決めました
引っ越し先はHatena Blog
自動で旧URLから新しいURLへたどり着けるように
引っ越し終了後すみやかに[リダイレクト]を設定する予定です
不要だった方は、お手数ですが後ほど削除してください
ブログ開設から3962日め
これがgoo blogで最後の記事です
ありがとうgoo blog、さよなら(2025年8月27日 記)
大保子谷左俣を再訪した
一昨年のちょうど今頃に遡行してイイ目をしたので、
もう一度遡行したくなった
この谷の優れたところは
下部の両岸が切りたった函状の谷の乳白色や灰色河床の美しさ
それと下二俣から上で続くキレンゲショウマ群生地だ
キレンゲショウマを鑑賞したければ、
アブの発生最盛期とかぶるので
それなりの覚悟をしなければいけないが
それを差し引いても行ってみたい谷だった
堰堤を2基越えて、
10m滝を右岸から高捲きすると
谷が函状に変わって、同時にうるわしい河床が出はじめる

東向きの谷に午前の光が入り込むと
水の色は鮮やかに変幻する

色彩の見事さに感嘆しながらさかのぼる
カメラを出したり入れたりを繰り返す

谷が左に大きく屈曲し、崩壊地をこえてしばらくすると
大保子谷林道の橋をくぐる

涼しげな15m滝を右から巻いて上がると、、、

キレンゲショウマの群生が両岸にみられる


上二俣、
下半分はこの谷で唯一ロープが出るところ
前回は10m滝を登ったが、

今回は右手のルンゼ状15mをのぼった
中間支点がとりやすいので安心感がある

上二俣上部の全容(右岸から高捲きながら)

もう一度15m滝を左岸から巻くと
しだいに源流域の風情に変わり、
吉野川源流碑の裏に出てフィナーレ

顔から手足からアブに執拗に攻撃されはしたけれど
期待を裏切らない上質の谷だった
デポしておいた車で瓶ヶ森林道を下った
走ることをこよなく愛してるわけでないのにランニングするように
人工壁が大好きなわけではないが、よじ登る
ギラギラの太陽が西に暮れて仕事をどうにか片付けて、
すっかり気だるい真夏の夜に人工壁を登りにやってくる
プシュッと一杯を我慢してでもやってくるその理由はたぶん、
山行を楽しく安全なものにしたいという一点に尽きると思う
(ウソがあります)

からだ中から汗をにじみだしつつ
真夏の夜の壁を一手一足じりじり攀じあがる
水銀灯の明るさに引き寄せられて
壁に張りついてるカナブンやカブト虫とほぼ同類だ
「熱帯夜に人工壁」という行為は
世間一般からしたら、きっと不可解もしくは滑稽でしょう
当人は気にしてないけど――
涼しいうちに林道を上がってしまいたくて
早起き早出して、長くなるだろう道中を急いだ
大平集落は去年と変わらぬ風に思えた
打ち捨てられていたバイクは見当たらなくなってたが、、
石鎚北尾根の末端を回りこむと
均整のとれた鞍瀬ノ頭が朝日を浴びた姿をあらわした

二ノ森、鞍瀬ノ頭、双子岩峰がまばゆく光り
深く刻まれた高瀑渓がその下に濃ゆく広がる
十ヶ岳隧道の手前から林道をはなれ高瀑渓に下る
ゴルジュの入口は水量もひかえめでおだやかだった

少しだけ登ってゴルジュをのぞく

年に一度の十ヶ岳谷出合い行き、
しばらくゴルジュ入口に腰を下ろして
まわりの風景を目に焼きつける
山へ向かう気持ちも新たにしてもらう
もういいなと満たされたら
急斜面を這い上がり石鎚林道へ復帰した
絵になる十ヶ岳トンネル通過!
たるみ橋を渡ってから、また高瀑渓へ再入渓する
昨年から気になっていた高瀑渓8番目の橋の探索へ


左岸石積みからすぐの斜面に坑口らしきものを発見する

入口から覗くと、
ずっと奥へ坑道は水平に伸びているようだった
やはりここに8番目の橋が架かっていた、と確信した
事件が解決したような、
なんだかイイ気分で渓を遡り、
休憩所手前の適当なところで林道に復帰する
そろそろいい時間になっていたので
落石で荒れた道をぼちぼちと下った
幸いにまだアブにまとわりつかれることはなかった
県道142号線石鎚伊予小松停車場線
2025年2月17日崩落現場の現況
これでおしまい ⁉