11/4 晴れのち雨
トレッキング2日目
チョムロン ~ シヌワ ~ ドバン
ABCトレック概念図
朝一番、外にでると、
昨日は雲に隠れて見えなかった
アンナプルナサウス、
ヒウンチュリ、
そしてマチャプチャレが大きく見えていた。
朝食はチベットパン&ブラックティ。

8時スタート。
沢山のトレッカーが歩き始めていた。
圧倒的に欧米人が多い。

長い石段をどんどん下る最中に、
子供たちとすれ違う。
女子は低学年でも綺麗にお化粧している。

谷に架かるつり橋を渡り、一気に登り返す。

登校中の生徒たち。

石段の急登を登りきるとシヌワ。
谷を隔てて、向こうの尾根には、
今朝発ったチョムロンが同じ高さになる。



休憩したシヌワのロッジの六歳の息子は、
椅子に腰かけてノートに英文を書写していた。
ポカラの寄宿学校に進学の予定だとか。
ゆくゆくは稼業を継ぐためらしい。
期待の星なのだ。
シヌワから奥に集落はもうない。
ここから先は肉食禁止。
いよいよ豊穣の女神アンナプルナの聖域に入る。

アップダウンを繰り返しながらモディ・コーラ沿いに進む。

道のわきの灌木から
ベージュ色のラングール(オナガザル科)が見下ろしていた。
マチャプチャレも近づいてきた。

バンブーで昼食。
雨が降り出す。
今日の宿ドバンには2時前に到着。
雨が強くなる前に宿入りできてよかった。

2時間昼寝して起きると、
マチャプチャレの魚のひれのような先端だけが
夕日で赤く染まっていた。

登山許可の出ないThe Holy Mountain。
それに値する崇高さを感じた。
夕食はダルバート。
行き着くところ、これが一番。
ガイドも皆これ。
お代わりできるし、腹にグッとくる。

ロッジのスタッフやガイド連中のネパール英語にも大分慣れ、
気後れすることもなくなった。
笑顔がつたない会話を補ってくれる。 (続く)


